カタルタの使い方がとめどなく生まれる方法(後編)

カタルタの使い方がとめどなく生まれる方法(後編)

「カタルタの使い方がとめどなく生まれる方法(前編)」から話題を引き継ぎます。

 

取説のゲーム化

「遊んでいたら閃いた」「自分なりの方法が生まれた」。そんな場面を一度に作るために必要なルールとボキャブラリーとは、どんなものでしょうか。そして、取説のゲーム化とは? それは、いかに可能でしょうか。

まず確認しておきたいのが、カタルタは単に言葉遊びかというと、そうではないということです。言葉との戯れと見えて、実際には意識の焦点との戯れであることが多いように思います。

ですから、言葉の意味・機能だけでなく、カード形式であることの影響は大きいはずです。めくったり、手渡したり、隠したり、ひいては目くばせしたり、人間関係に配慮したりと様々な行為にその影響が漏れ出し、意識の焦点は目まぐるしく対象を追っていくことになります。

そうすると考えたいことが出てきます。「プレイすること」と「使い方を考えること」の間にあるギャップはできるだけなくし、雰囲気や難易度を揃えたくなるのです。なぜか。どちらにも夢中になって欲しいからです。

取説をゲーム化したいという発想の裏には、そのような考えがあります。

 

ルールとボキャブラリー

さて、遊んだら自分なりの方法が生まれる、そのために必要なルールとボキャブラリーとは何か。僕の計画を手短にお伝えします。

ルールは、2つのルールを掛け合わせます。よく知られたゲームのルールと、言語のルールである文法です。ボキャブラリーは、カタルタの幅広い使用法を整理し、厳選しました。

こうすることで、カードの配置を変えるたびに取説の文章が変化し、使い方が多様に生み出されます。その名を「文法リバーシ」と名付けました。

 

画像は明日

明日8月30日正午、クラウドファンディングのリターンリストを公開します。そちらでぜひ商品イメージもご確認ください。

クラウドファンディングといっても、カタルタ公式サイト内で行う、主にカタルタユーザー様に向けた呼びかけになります。ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

>>思考遊具プロジェクト ホーム