思考遊具プロジェクト

思考遊具というジャンルを作るプロジェクト

意識的に思考することは人生の一部です。人生でも、スポーツでも、組織でも、スイミーでも、部分が全体に対して決定的に影響を与えることがあります。瞬時の判断や直感、些細な会話、ほんの短いフレーズが全体の舵取りに大きく影響することに気づいたり、あるいは見過ごしたりしながら、私たちは生活しています。

このプロジェクトでは、未来の「思考遊具」によって、かけがえのない一瞬がテーブルの上で生まれ、多様な可能性が拓かれることを目指しています。

特別な瞬間がどのようにして生まれるのか。その瞬間をどのように発展させられるのか。語り合えることはたくさんあるように思います。すでに存在しているものを発掘することも、このジャンルを育てることに繋がるかもしれません。

 

運営者紹介

思考の道具/遊具をつくるプロダクトブランド「ナゼカ」を運営しております、福元和人と申します。語りを遊びに変えるカード「KATARUTA」シリーズ、時間の流れを遊ぶためのカード「TIME FLOW」を制作、販売しています。どちらにも通じる共通点は、使えば使うほど使い手なりの方法が生み出されることです。使い手に応じた方法がその時々に生まれるよう、使い方に余白を持たせています。

気づけば11年以上、こうしたツールを販売し、使い方を考えたり、ユーザーさんの使い方を集めたりしています。集めては考え、考えては新作に活かしというサイクルを繰り返すうちに、カタルタシリーズは#0から#18まで、のべ19種類を発売してきました。起きている時間の多くをこのライフワークに捧げています。

それ以外のときは、サッカーを始めた息子を応援したり、妻と散歩したり、友人たちと連絡を取り合ったりと、平凡にやっています。温泉はぬる湯が好きです。

 

思考遊具とは?

思考遊具とは、文字通り思考を遊ぶ遊具です。カタルタタイムフローも思考遊具と呼んでよいと思います。

公園の遊具を思い浮かべてみてください。一人でも遊べるし、友達とも遊べる。知らない人と遊んで仲良くなるきっかけになる。よい運動になる。楽しい。説明書がなくても遊べる。遊び以外にも使える。

こうした特徴をすべて、思考についての喩えだと捉えるとどうでしょう。厳密な定義はさておき、考えることがなんだか楽しくなりそうな気がしてきませんか?

 

なぜクラウドファンディング?

予約販売かクラウドファンディングか、境目が微妙なところではありますが、「思考遊具」をジャンルとして育てることに面白さがある点と、仲間探しをしたいという点が決め手になり、クラウドファンディングとして呼びかけることにしました。

>>なぜクラウンドファンディング?

>>クラウドファンディング2023 リターンリスト

 

始めるにあたって

このプロジェクトでは、カタルタ以外の文脈にも応用できる新しいメソッドを考え出し、それをカタルタの使い方に適用した新ツールを作るところから始めます。集まった人たちと体験を共有し、それを材料にして「思考遊具」というコンセプトを語ることで生まれるものも出てくるでしょう。

と、このように書くと、コンセプチュアルなプロジェクトの側面が前面に出るような気がしますが、このプロジェクトは、必ずしもコンセプチュアルではない人生の、コンセプチュアルではない生活の雑感の延長線上にあります。そのあたりのことを思考遊具プロジェクトを始めるにあたってという記事にしました。

>>思考遊具プロジェクトを始めるにあたって

 

リターンリスト

現在、リターンリストを一部公開しています。公開されている商品は、思考遊具がどのようなジャンルに育つか、その可能性を示す一例になっています。アイデアが気に入ったらぜひ応援してください。

>>クラウドファンディング2023 リターンリスト